プルリクエスト
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プルリクエストの作成手順
- mainブランチから作業ブランチを切ります。
- ファイル修正をします。
- 作業が終了したらコミット & プッシュします。
- プルリクエストのタイトルにはprefixをつけ、わかりやすい文にします。 例: 「docs: チェックインについての記述を更新」
- Draft プルリクエストを作成して、コードの修正箇所を再度確認します。
- 確認を終えたらOpenにしてレビュー依頼を行います。
証跡を残す
PRで変更した部分がわかるような証跡を残すことが重要です。
また、適切なサイズ調整(例えば、<img src="" width="50%">
を使用)やテーブルでの整理することで、
レビュワーに変更をわかりやすく伝えることができます。
確認内容の例
- 環境: 開発環境、検証環境、本番環境
- 画面回転: 縦画面、横画面
- テーマ: ライトモード、ダークモード
- 端末サイズ: 最大幅(e.g. iPhone 15 Pro Max)、最小幅(e.g. iPhone SE 1st)
- 多言語: 日本語、英語、etc…
コードの背景と理由をセルフレビューで明記する
コメントは、レビュワーがコードの意図を素早く理解し、効果的なフィードバックを提供するための基盤となります。
また、未来のメンテナンスを行う他の開発者にとっても、コードの理解を助け、意思決定の背景を明らかにするための貴重な情報源となります。
追加コミットを行ったら「プルリクエストの説明(コメント)」も更新する
追加コミット等で差分が変更された場合は、プルリクエストの説明も必ず更新しましょう。
特に、そのプルリクエストでやったことや、やらないことの説明は最新の状態に保ちましょう。 これにより、プロジェクトの進捗が最新化され、質疑の往復を防ぐことができます。
関連のIssueを閉じたい場合はプルリクエストでのみ closes
キーワードを使用する
プルリクエストによりIssueの要件を満たし完了する場合にのみ closes/fixes/resolves
等のキーワードをIssue番号に添えましょう。
例: closes #100
参考ドキュメント:キーワードを使用してPull RequestをIssueにリンクする|GitHub
これにより、マージ時に関連するIssueが自動的にクローズされます。
不完全な解決や部分的な対応の場合は、このキーワードを避け、Issueを手動で管理することが推奨されます。
正確なキーワードの使用は、プロジェクトの整理と追跡を効率的に行うために重要です。
CI(継続的インテグレーション)が失敗していないか確認し、失敗していれば対応する
PRを提出したら、CI(GitHubでは「Checks」という)が成功しているを確認し、失敗していればPRをDraft状態にしてから調査・修正を行いましょう。
CIの成功は、コードの健全性と互換性を保証する重要なステップです。
問題を早期に発見し、修正することで、開発プロセスがスムーズに進行し、最終的な品質が向上します。
また、他のチームメンバーがレビューする前にすべてのテストがパスしていることを確認することで、レビューの効率も大幅に向上します。
コンフリクト解消後にレビュー依頼を出す
コンフリクトがある場合は、これを解消してからレビュー依頼を出すようにしましょう。
コンフリクトを未解決のままレビュー依頼をすると、レビュワーが不必要な時間を費やすことになり、プロジェクトの進行に遅延をもたらす可能性があります。
手順は以下の通りです。
ローカルのmainブランチを最新化します。
git switch main
git pull origin main
orgit pull --rebase origin main
作業ブランチにmainをマージします。
git switch 作業ブランチ名
git merge main
- コンフリクトが発生した場合、VS Code上で解消後、コミット&プッシュを行います。
ブランチ名について
作業ブランチのブランチ名については下記を参照してください。